十津川の森

十津川の森をつくる人々

十津川フォレスターの知恵と力を結集し村独自の六次産業を展開していきます。

林業不振による山主の山離れ、外国材の国内市場侵出、木材が売れないため急峻な地形の森林の手入れが不足し、山が荒れています。
植林後に放置され間伐等の手入れが行われない森林は、風も日光も届かないため植物本来の機能が十分果たされず、根っこも十分育ちません。そのため、降雨時には土砂が流出し、土地がやせ山の価値も下がり、水害時に地元の人々にも被害を与えます。

私達は、光が入り風が通る豊かな森林を復元し、本来の山の機能を回復させていきたいと考えています。

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1.森林施業とプランナー

コストがかかる今までのやり方では、手入れの行き届いた森林、行き届かない森林の格差が出てしまいます。
これまでの林業のあり方を見なおし、森林所有者と施業者、村や森林組合が協働で行う森林づくりを目指し、森林の実情に合ったプランニングを進めていきます。
山元で育った元気な木材は、急な地形からも架線を利用して搬出します。50年〜60年生の杉・桧を中心に間伐・搬出し、100年、1,000年と後世に残し伝える森林を育成します。

  • ほらくり山(放置林)
    所有者が手入れできない、間伐ができていない山。鬱蒼として下草も生えないため、林地が荒れ、土砂災害の原因にもなります。

  • 山から架線で全幹搬出
    700〜1,000mの急な山に作業道の整備が難しく架線搬出を行うが、働く人にとっては危険を伴う仕事です。

  • 機械作業の様子
    林道、作業道整備可能な場所では、機械化を進め、合理化を図ります。



2.製材・乾燥・加工場で働く人々

山から出した50年〜60年生の間伐材は、幹はもちろん枝・葉まで全幹利用します。また、水中乾燥などの乾燥技術を駆使し、建築材のみならず、家具や小物づくりにも合った乾燥法も進めます。
村の加工場で製材、乾燥、加工までを行い産地直送により「つくり手の顔が見える確かな材」を提供したいと考えています。

  • 木材・加工・流通センター
    平成24年4月十津川村森林組合木材・加工・流通センターがオープン。これまで出来なかった機械乾燥も村内で行えるようになりました。

  • 作業の様子 1
    現在、4名の職員が勤務しています。村内・外の工務店、地元製材所とも連携し、材積量の利用アップを図ります。

  • 作業の様子 2
    十津川村森林組合



3.建築、家具、木工をする人々

木材・加工・流通センターに集めた木材は、センターで製材するもの、村内の製材所等が購入するものに別れ、村の製材所でも十津川材が買えるしくみをつくります。また、家具、木工・木彫等の次世代を育成し、木材を有効利用するしくみをつくります。

  • 仮設住宅建築時の様子
    平成23年12号台風で被害に遭った方々の住宅建築を村材で村内の製材所、大工さん達が協力して建築しました。

  • 家具作家 藤本順正さん
    奈良市在住の家具作家。奈良教育大出身。
    十津川の森木灯館の家具も製作しました。十津川高校への指導も予定しています。

  • 木刻家 坂口明裕さん
    村の木工・木彫家育成に向け、和歌山県から来村。
    十津川の森木灯館で小物展示、十津川高校木工クラブにも指導協力しています。



4.次代の担い手たち ー 十津川フォレスター育成 ー

私達が大切にしたいのは、資源林としての森林を育成し、豊かな森を次代に残し伝えることです。
森林管理の行き届いた「参加と協働による森づくり」を、次代の担い手達と共に目指します。

  • 小学生の竹ポット苗づくり
    平成23年11月、村の小学生全員が竹ポットにどんぐりの苗植えを実施。広葉樹を山に還し、森づくりに参加します。

  • 十津川高校間伐体験
    創立150周年を迎えようとする歴史と伝統ある同校では、毎年地場産業の体験を実施しています。学校所有林もあり、平成25年度は、木材の利用に向けて工芸コースを開設予定です。
    奈良県立十津川高等学校

  • ドイツ林業大学来村
    平成24年3月9日、ドイツロッテンブルク林業大学をお招きし、ミニシンポジウムを開催しました。ドイツでは、林業専門大学がフォレスターを育成し、国策として森林管理を行っています。
    マイクで講話中は日本の准フォレスターです。



小学校でどんぐりの芽が出ました

  • 竹ポッド

    虫食いのものも少し...

  • 花壇の竹ポッド

    学校のミニ畑の端に並べて、ポット土が流れ出ないように...

  • 鉢植えに移し替えたどんぐり

    植え替えが必要です。


子どもたちが毎日水やりをした竹ポットに、どんぐりの芽がでました。2〜3年後は、山に還します。
みんなの思いが山に届くといいですね。



5.木のある暮らし ー 十津川の森は木がいっぱい ー

十津川の森の光と風、急峻な山のエネルギーをいっぱい受けて育った木を使って木灯(ことぼし)を灯しませんか?

  • 家の建築に

  • 室内のリフォームに

  • 市販のキッチンに板を貼ったり

  • 階段はもちろん

  • バルコニーや

  • ウッドデッキに

  • 造りつけ棚や

  • 木の家具にも

  • 立派な表札にだってなります

  • 小灯(ことぼし)

  • 箱膳

  • 木製ボード

  • カップフォルダー

  • ティッシュボックス



小物だって色々つくれるんです。 無垢材の美しい木目、やさしい肌触りの小物を身近において可愛がってあげて下さい。 ※木灯マイレージ 〜十津川材を利用してポイントを貯めよう〜 企画中 木灯ショップへ



木灯館は十津川の森

十津川の森へ行こうよ!!!

十津川の森の光と風、急峻な山のエネルギーをいっぱい受けて育った木に触れて木灯(ことぼし)を灯しませんか?
木灯館や十津川村で様々な森のイベントを行います。

  • in 木灯館
    森の体験会試験実施の様子
    100名を超えるお客様にご参加いただき、子どもたちの笑顔をいっぱいいただきました。

  • in 十津川村
    ジョン・ギャスライトさん森林の講演会にて、ジョンさんと十津川村緑の少年団の皆さん


  • 十津川村体育文化センター
    13.5mの高さまで、子どもも大人もツリークライミングで登りました。



木灯館からお知らせ

今後、より多くの皆様に十津川材を利用いただき「木の灯り」を広めるため、建築士による相談会や木材・樹木セミナーを行う予定です。
現在は、「十津川郷土の家ネットワーク」により工務店と連携した家づくりを提案・実施しています。

連絡先:十津川村森林組合 奈良県吉野郡十津川村折立 631-1 TEL: 0746-64-0301

十津川村内に十津川材の省エネモデルハウスを2棟建築予定です。

連絡先:十津川村役場建設課 奈良県吉野郡十津川村小原225-1 TEL: 0746-62-0905

木灯館と十津川村をつなぐ様々な企画
どんぐりの里親、植林・間伐体験、ツリークライミング、木工・家具づくり体験 etc により、皆様に十津川の森づくりにご参加いただけますよう、企画しています。


十津川の森 木灯クラブ入会募集

私達は、「木のある暮らし(十津川材の利用)」や「十津川の森へ行こうよ!!!(森の体験)」を通じて、多数の皆さまに「十津川の森づくり」にご参加いただき、その収益の一部を山の手入れに利用し、豊かな土壌、おいしい水を育む災害にも強い山をつくり、水や空気に変えてふたたび、皆様の元へお還ししたいと考えています。
※木灯クラブについての詳細は、今後、ホームページ上でお知らせいたします。
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